ミツバチが刺したら
ミツバチが相手を刺すのは働きバチだけですが、この毒針の先端には返しがある(鈎針)形をしています。
そのため、ミツバチが相手に針が刺さると針とつながっているミツバチの内蔵ごと抜けてしまうのでゾンビでありませんから必ず死んでしまいます。
最近の研究では、この毒針とともに毒嚢(どくのう・毒をためておく袋)と毒の注入を指示する末端神経も一緒に抜けてしまうことで刺された個所から毒がなくなるまで送り続けることになってしまいます。
これらが切り離されたと同時に毒を相手に送り込む指示が出される仕組みになっていることが研究結果から明らかになっています。
また、この針の部分からは警報フェロモンも分泌されますので仲間を誘引することが研究結果からもわかっています。
このように防衛機能が特化しているので、自らが犠牲になって相手を倒し仲間にも危険信号をだしているのでミツバチを見つけたら近づかないようにしましょう。